【黄ぶな推進協議会の取組】

【黄ぶなとは】

昔,宇都宮のある村に,天然痘(てんねんとう)というとてもこわい病気が大流行しました。

村人は,神様に「病気が治りますように」と一生けん命お祈りをしました。

ある日,村人の一人が,病気の人に食べてもらおうと,田川で魚釣りをしたところ,鯉のように大きくて,黄色い色をした不思議な鮒をつり上げました。

病人がその鮒を食べたところ,病気はあとかたもなく治り,再びその病気にかかることもありませんでした。

後に村人たちは,このことを神様のおかげと感謝して,病気よけとしてこの黄ぶなの形をした物を毎年新年に神に供えるようになったそうです。

張り子の黄ぶなは,宇都宮市の郷土玩具として,今でも地元の人たちに親しまれています。

参考文献:黄ぶな - 宇都宮市教育センター

http://www.ueis.ed.jp/kyouzai/sinden17/kibuna/kibuna.html

【黄ぶなの日周知月間の開催】

当協議会では9月中を「黄ぶなの日」周知月間として黄ぶなPRを各加盟箇所それぞれで開催。

宇都宮市民や市外の方に親しんでもらおうと9(き)ゅう月27(ぶ)(な)日と語呂合わせで読んで黄ぶなの日として制定しました。

黄ぶなの普及活動と共に宇都宮商業の経済活性化を絡めて新しい商業イベントを目指しています。

また、黄ぶなをきかっけにお店を知ってもらうのはもちろん、宇都宮の歴史や民話など「原点回帰」で地域文化商業を見直すきっかけになればと思っています。

発   足:2022年1月1日

記念日認定:2023年4月14日(一般財団法人日本記念日協会)


《商店街・各団体との連携》

当協議会ではより円滑に取り組みが進められるように、宇都宮観光コンベンション協会・各商店街・その他団体とも連携を組み情報共有をしながら取り組んでいます。

商店街については、周知活動として黄ぶなの日には合わせてフラッグ掲揚や黄ぶなのぼり掲揚などご協力いただいております。

また宇都宮商工会議所からご協力によりスキルアップにつながるよう会員向けの講師を招いて研修会を開催をしています。


《協力団体等》

・宇都宮観光コンベンション協会

・オリオン通り曲師町商業協同組合

・バンバ通り商店街

・馬場町通り商店街

・旧篠原家住宅保存会

・宇都宮二荒山神社

・芳宮山 清巌寺

・とちぎセルプセンター

【他事業の参加と協力】

当協議会では黄ぶな周知活動以外にも地域貢献活動が出来るよう様々なことに取り組んでいます。

《協力活動内容》

・2023年 G7日光サミット周知協力

・2023年 LRT開業記念祝福事業周知協力

・2023年 菊水祭350年記念周知イベント開催

・2024年 LRT開業1周年祝福事業協力

・2024年 全国レクレーション大会黄ぶなPR周知協力

《その他事業協力》

・JR東日本大宮支社主催:まち歩きウォークラリー加盟店舗協力

・宇都宮観光フォトコンテスト協賛

・インバウンド観光についての協議

・神社例大祭周知協力事業の展開(天王祭・菊水祭・おたりや祭)

《問い合わせ先》

黄ぶな推進協議会事務局:銘茶関口園本店 毎週水曜日定休日 

栃木県宇都宮市馬場通り4-1-1うつのみや表参道スクエア1階 TEL:028-322-3394

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